0001日
05/28/2007
隣市野池

帰ってきたのは昨夜遅く。
昨日の今頃はまだ空の上、機上の人であった。
我が家についておよそ10時間。いてもたってもいられない。
アメリカにいる間は釣りにいけなかった。暇もなかったし足もなかった。およそ一年ぶりの釣行。
もう待ちきれない!長旅の疲れなんて関係ない!!
足早に家を出た。

目的地は一昨年散々通ったお隣A市の野池。
我が家からは車でおよそ20分。普段は釣り人もさほどおらず、数もサイズもそこそこの池だった。
バスが年々減少しているここらでは最後の聖地といっていいかもしれない。
淡い期待を胸に現場へと急ぐ。

しかし。。。

到着して10秒、あっさりと期待は裏切られる。
池の端には『会員以外の釣りを禁ず』の看板。
市北部に山が連なるこのA市。実は野池の数もかなり多い。
しかし大抵の池にはこの看板が立っている。
実際に会員なんているわけではない。会費を取っているわけでもない。
ただバサーを排除したい方々が立ててるだけ。そんなところがほとんど。
かといってそこで釣りをしてしまえば騒ぎになりかねない。
今や世間から見たバサーは完全に悪である。悪者には居場所がないのである。
早くも途方にくれながらかつてホームグラウンドだったその野池を見つめる。。。
目の前には水中を優雅に泳ぐ数匹のバス。35はあるだろうか。人間を見てもわれ関せず。
小石を投げてみる。すばやく反応。そしてパクッ。何の疑いもない。
どうやら長いことバサーは入っていないらしい。
ほんの10分で入れ食いを堪能できるかもしれない。。。
そんな考えも頭にちらつくが、やはり悪は唯去るのみ。次の釣り場を目指すことにした。

サイト作成記念第一日、初釣行にして早くも出鼻をくじかれた格好だ。

おそらくもうこの近所にはいい釣り場はない。
前述した通りほとんどの野池は釣り禁だし、そうでなくともバスの年々減っているこの御時勢、もはやレパートリーは残っていない。
出遅れ間はあるが、ちょっと遠出するしかないのかなぁ。。。
はやくも打ちひしがれそうだったそんな時、横の運転席から天使の声が。。。
いや、こんな野太い声の天使がいていいはずもないが
「あそこへ行ってみるかぁ」
実は今日我が家の親父も一緒だったのである。
彼は釣りバカの私にさらに輪をかけたような大釣りバカである。
もちろん私はこの人から釣りのイロハを叩き込まれたわけで。。。

彼は息子であり釣り仲間である私が帰ってくるのをずっと待っていたのである。
釣りというのは半分が釣る楽しみで、残りの半分は釣り話である。そう思う。
しかし残念ながら釣りにはまったくの無関心な彼の妻、わが母。もちろん釣果自慢なんて聞くはずもなし、仕掛けの情報を語り合うこともない。
ちょうどいい相手が帰ってきた。そんなわけで私はよく親父と釣りに行く。

閑話休題。

彼はとっておきを出してきた。
先日見つけたその野池はまだ実釣はしていないものの、なかなかのツラ構えだったとのこと。
しかもここから割りと近く、人はあまり来ない感じ。
完璧である。
少しできすぎな話だなぁなどと思いつつももはや他に選択肢はない。
早速新たな野池へ向かうことに。
願わくばいい釣りができますことを。。。

そんなこんなで着いたのはA市山中、一周300mほどの小さな野池。
先行者はいない。
水は限りなく透明でダム湖を思わせるほど。正直こんなクリアな野池は見たことない。
そんなクリアな水中をのぞいてみると。。。
いるよ、いる。うじゃうじゃと。
おそらく昨年生まれたバスがあちこちに。
ということはきっとあやつらの親もいるだろう。
軽く欝だった気持ちも晴れてきた。釣り人なんて現金なものである。

早速ゲーリーセンコー4inをセット。
手っ取り早くバスを釣るにはこれでしょ。なんか今年はこれな気分。
せり出した木の影を中心に探っていくと。。。

キタキタキター
来ましたよおおお

一年ぶりのバスです!!

って、ちっせ〜〜〜
20センチほどの子バスでありました。
でもまあなんといっても一年ぶり。小さくても喜ばぬわけにはいくまい。
そんなわけで久しぶりのバスの笑顔を一枚。

とりあえず坊主は逃れた。
次はもっと大きいのを狙いましょう。と思ったが。。。
4inのセンコーで子バスが来るとなると親には何投げればいいのだろうか?
ジャバロン160でも?
実際こんなことは釣り場では考えていないですが。
今日はなんとなくセンコーの日。どこまでもセンコーで行こうと思う。

その後、池を半周して先ほどと同じサイズを一匹追加。
この池にはこの親はいないのであろうか。不安がよぎる。
と思ったとき池の中央に何かが浮いた。デカイ!!
すかさず遠投。そして待つ。さらに待つ。。。

すっと消えるライン。大げさなあわせを入れる。
重い。一年間待ち続けた重さが今ここにある。
これが、この引きがあるから釣りはやめられない!
このやり取りに思いのすべてを込める。

姿を見せたのは

でかい!44cm!!
正直今の関東で、野池でこのサイズは出来すぎだと思う。

こうしてdiceの千日釣行は順風満帆な船出となった。

 

今日の釣果
ラージマウスバス 20cm台×2、44cm

 

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