訪問日:2008/03/19

 Bass Pro Shops とは?

全米、及びカナダに店舗展開する世界最大級のアウトドア小売チェーン。広大な店内にはフィッシング、キャンピング、ハンティングなど、ありとあらゆるアウトドア関連グッズが所狭しとひしめき合う。品質、価格は言うまでもなく、オリジナルブランドの商品への評価も高い 。我々バサーの憧れであるバスボートも多数展示され、まるでボートの見本市のよう。店内には巨大な滝や水槽、動物の剥製などもディスプレイされ、さらに店舗によってはレストラン、モール、アウトレット、シネコン等を併設し、アウトドアファンにとっては まさに一日遊べるアミューズメントパークと言ったところ。また、通信販売にも力を要れ、カタログ、およびインターネットを介しての販売は日本を含む世界規模で展開中。

 

 Rancho Cucamonga店 (Las Vegas店へ)

今回訪れたのはRancho Cucamonga店。昨年夏LA郊外にオープンした、カリフォルニア初出店の店舗である。店舗面積は約18,000u。サッカーコート3面弱という巨大店舗ではあるが、BassProShopsチェーンの中では小さめであるとのこと。もっともすぐ横にはさらに広大なVictoria Gardens Mallがありアウトドア好きの人にとっても、そうでない人にとっても丸一日掛けて買い物を楽しめる場所となっている。
昨夏オープン以来ずっと興味を持っていたのだが、多忙、車がないなどの理由で、開店から半年以上たってようやく訪れることができた。 何せ関東平野とほぼ同じ大きさのLAカウンティ、我が家からは終始フリーウェイを飛ばしても一時間以上かかる。同じLAとは言えそうそう簡単には行けないのである。
ちなみに私はインターネットなどなかった15年近く前の小学生の頃から、BassProShopsのカタログを親にせがんで日本まで取り寄せてもらっていた。当然、英語など全く理解できなかったが、大きな憧れとともにそのカタログを開いていたのを今でも覚えている。いつか行ってみたいと。今回その夢が15年という 歳月をかけてついに叶ったわけなのだ。

これがBass Pro Shops, Rancho Cucamonga店だ!

店舗入り口にて配布されていたパンフレットより。一目見ただけでもその広さがわかるだろう。
 

ここからはBass Pro Shopsを写真とともに紹介していきたい。

 外観

これぞBassProShops!
遠くからでも目立つあのお馴染みのマークが我々を迎えてくれる

店舗入り口には鹿(トナカイ?)の角が大量に!
正直少し気持ち悪い(笑)

 

 多種多様なボート

店内所狭しと多数のバスボートが並んでいる光景はとにかく圧巻である。 バスボートはBass Pro Shops系列のTrackerとNITROが大半を占める。 米国では日本と違いボートの本体価格・維持管理費がとても安い。よってボート保有者も多く、釣りと言えばボートフィッシングを指すことが多い。

 

日本では見られないタイプのプレジャーボート。休日湖へ行くと家族連れで楽しんでいるのをよく見かける。 海釣りが盛んなLA店ではこういったタイプのボートも。もちろんスケールの違う米国では湖で利用している人も。 もしLAで就職なんてことになったら、一艇買っちゃいたいですねぇ(笑)

 

 フィッシングコーナー
Fishing Center入り口。店内はこのように各コーナーに分けられている。 ルアーやロッドの在庫はかなりの量。釣具屋の少ないアメリカではBass Pro Shopsはとにかく貴重な店。 リールの種類もとにかく多く、ShimanoやDaiwaのリールも取り扱っている。

 

ゲリヤマセンコー7in。こんなデカイの初めて見た。日本ではなかなか買えないと思う(笑) 樽に突っ込まれた特売ロッド。安い釣具が多い米国では釣りの敷居はとても低い。釣り人が多いから価格も下がる。いいこと尽くめ!!?

 

 ハンティングコーナー
見づらいが何百という猟銃が並んでいる。日本にはありえない光景。銃が簡単に買える米国はちょっと恐ろしい。安いものは$100ドル以下!! 銃を撃って遊べるコーナー。もちろん本物!...ではない(笑)

 

 水槽・剥製・オブジェ
店の中心にある巨大水槽。中にいるバスもとにかく巨大だった。 おそらく10Lbオーバーと思われるバス。興奮しすぎてピンボケしてしまった!? バス以外にも鯉、ナマズ、サンフィッシュ科の魚など色々泳いでいた。

 

エレベータからも水槽の中を観察できる。ここはまさに水族館! フィッシングコーナーにも出てきた人達。店内でフライフィッシングを楽しんでもいいんですかね? この人達なんかお気に入り(笑)
どれが本物の人間でしょうか?

 

クマ!!とにかく迫力あり!今にも飛び掛って来そう。 こちらは鹿。店内あちこちにいらっしゃる。

 

 その他
Bass Pro Shopsでは魚のグッズやアパレルなども多種多量に取り扱っている。 トイレも当然ながらアウトドア仕様になっている(笑)


これでBass Pro Shopsとはなんぞや?というものが皆さんに少しでも伝わっていれば喜ばしい。
もし今後アメリカに旅行されることがあれば、ぜひとも最寄の店舗に出かけてみてほしい。きっと日本ではなかなかお目にかかれないユニーク商品にめぐりあえるはず。

最後に今回買ってきた商品を紹介しよう。本当は色々買ったのだが、挙げ始めたらキリがないのでBass Pro Shopsブランドの3つだけ。

Bass Pro ShopsブランドXpsのクランクベイト。何と一個4ドル!次の日Castaicで試してみたがニジマスが釣れた。動きはなかなかのものだと思う。日本のルアーもこのくらい安ければいいのに… おなじみBass Pro Shopsのロゴのマグネット。かさばらないし、記念に一個買ってきた(笑) Bass Pro Shopsのビーフジャーキー。ターキーもあった。これはお土産に丁度いいと思う。手広くやってますねぇ

その他Bass Pro Shopsでは色々な商品を扱っている。いまや便利な世の中になったものでインターネットで商品を見て注文できる時代である。日本からも当然注文できるので、興味のある方は英語に躊躇せず、是非Bass Pro Shopsのブランドを試してみてほしい。もちろんハズレも少なくはないと思うが、その時は酒の肴として 笑って語っていただければ幸いである。

 

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